ベトナム人向け研修の成功のカギは“3種類のお客様”と共通ゴールの共有にあり

11-13-2024

ベトナムでの研修成功を左右するのは、3種類の“お客様”との共通ゴール

ベトナムでの人材育成や教育の場では、単に研修内容を提供するだけでなく、関係者と「同じゴールを見据える」ことが成功の大きな要素となります。どれだけ充実したプログラムでも、この共通認識が欠けてしまえば、研修の成果は限定的なものにとどまります。

研修における「お客様」は一口に1つではなく、「決める人」「送る人」「受ける人」という3種類の役割に分かれます。それぞれにとっての研修の意義は異なりますが、どの役割の方とも同じゴールを見据え、信頼関係を築くことが成功の鍵となります。

ベトナム人向け研修における3種類の「お客様」

  1. 決める人 — 最終的に研修の実施を承認する決裁者であり、研修の成果や費用対効果に注目しています。
  2. 送る人 — 事務局や人事担当者に当たる方々で、研修準備・運営を管理します。彼らは、現場と経営層の橋渡し役として研修の成否を大きく左右する存在です。
  3. 受ける人 — 研修の受講者であり、実際に教育や研修を受け、その学びを業務に活かす立場の方々です。

特に「送る人」に当たる事務局や人事担当者との連携が、研修成功のために不可欠です。この方々と信頼関係を築き、共通の目標・目的を共有できるかが、研修の満足度と効果に直結します。逆に、単なる「依頼者と受託者」の関係に留まると、一時的な効果にとどまってしまう可能性が高くなります。

ベトナムでの教育や研修におけるスタンス

こうした「3種類のお客様」を意識しながら、私たちは日々、特に事務局や人事担当者の方々と信頼関係を築き、ご縁を大切に仕事をさせていただいています。これはあくまで私たちのスタンスであり、お客様にこうして欲しいと求めるものではありません。私たち自身が「お客様と同じゴールを見据えていく」姿勢を持ち続けることで、研修が真に成功し、長期的な価値を生み出すことを目指しています。

この姿勢を大切にし、ベトナム人の皆様のための教育・研修を提供することで、皆様の職場やチームにも一層の成果をもたらせるよう努めています。