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もがく子供の姿からの学び
本日は、以前一緒に「ベトナム人管理職向け研修プログラム」を企画したパートナーとのランチミーティングを行いました。教育の本質や、研修の目的を再考する有意義な時間となりました。特に、ベトナムでの研修経験を振り返りつつ、研修生の主体性をどのように引き出すかが議論のテーマでした。その後は、その話を反芻しながら、研修の現場で「教える」とはどういうことなのか、自分のスタンスを改めて考える時間となりました。
気づきと学び
印象深かったのは、パートナーさんの娘さんの話です。彼女は日本の大学に入学したものの、偏差値や学歴という尺度に縛られる環境に違和感を覚え、最終的に退学を決意。その後、半年間フリーターとして過ごし、「何にも所属していない辛さ」を痛感しました。
その経験を通じて、彼女は初めて「もう一度勉強したい」という自発的な意欲を持ち、オンラインでイギリスの国立大学プログラムに挑戦し始めました。この姿は、まさに「挫折から主体性を育む」教育の可能性を示しています。
ベトナム人向け研修への示唆
この話は、私たちが提供する「ベトナム人向け管理職研修」においても多くの示唆を与えてくれます。日本企業で働くベトナム人リーダーに必要なのは、教え込む教育ではなく、主体的に課題を発見し解決できる環境を提供することです。特にベトナムの急速な経済成長の中で、リーダーたちが自主的に考え行動する力を養うことが求められています。
私たちが目指すのは、「教えない教育」の実践です。研修を通じて、参加者自身が気づきと納得を得て、主体的に学び続けられるような仕組みを作ること。それが「ベトナム人向け研修」における私たちの使命だと再確認した1日でした。