「価値起点型」の組織とは？ー ベトナムの教育事業家から学んだこと

1. ベトナムで活躍する日本人起業家との対話

今日は、ベトナムで教育事業を成功させている日本人の起業家の方とお話をする機会がありました。その方は、「価値を起点にした組織づくり」を信念に掲げ、活動されています。印象的だったのは、組織を「価値提供」からの一貫性を持って構築するという考え方です。具体的には、教育サービスにおいて、先生が営業から教育提供、リピート獲得に至るまで一貫して担当し、お客様に価値あるサービスを届ける仕組みを作られていることでした。この一貫した価値提供体制により、その企業は業界で最大規模の生徒数を抱えるまでに成長しています。

2.自らのベトナムでの組織運営のあり方

この起業家の方との対話を通じて、私自身が目指してきた「価値起点」の組織づくりについて改めて考えさせられる時間となりました。私もこれまで、顧客にとっての喜びとスタッフの働きがいが重なるような組織を目指してきましたが、まだ道半ばです。日本企業の例として、リクルート社や味の素社なども、価値起点で成果を上げている企業として参考にしています。お客様にとって価値あるサービスを提供しつつ、スタッフ一人ひとりがその価値提供に誇りを持てる組織を築きたいと感じました。

3.ベトナムの組織設計への課題と決意

「価値起点」の組織をつくるためには、まず自らが価値起点の人間であることを体現し、自社の皆さんにも見せていく必要があります。それが組織に血を通わせることにつながります。お客様が価値を感じ、意思決定しやすいようにサポートしつつも、一貫して寄り添える組織運営を目指し、今後もこの価値起点をさらに追求していきます。