学費を出してくれて、ありがとう@ベトナム人学生より

11-30-2024

「学費を出してくれて、ありがとう」。何気ないベトナム人学生インターン生の言葉

弊社では、週に一度、朝礼で「24時間以内に感謝したいこと」をみんなで共有する時間を設けています。今日の朝礼では、インターン生として来ているベトナム人大学生が「親への感謝」を語ってくれました。「親が大学の学費を払ってくれたことに感謝している」という言葉が、とても心に残りました。

ベトナムでは、大学進学率がまだ20%程度で、大学に通えること自体が特別な機会。そして、その学費を親が支えるというのも、決して当たり前ではないという背景があります。だからこそ、彼が自然に口にした「感謝」という言葉には、とても深い意味があるのだと感じました。

それを聞いて、自分自身の学生時代を思い出しました。当時、大学に通えるのは「普通」のことだと無意識に思っていたけれど、親がそのために払ってくれた学費や支えに対して、心から感謝できていたかというと恥ずかしいくらい自信がありません。

ふとしたところで、若い世代から学ぶことが本当に多いですね。ベトナム人大学生の素直さや謙虚さ、そして感謝の気持ち。それは、普段の生活の中でつい忘れがちな「当たり前じゃないことに気づく力」を教えてくれました。

「当たり前じゃないことに感謝する」。たったそれだけのことだけれど、彼の言葉で私の心にも温かな気づきが芽生えた朝でした。こういったことに気づかせてくれるベトナムでの勤務は、やはり最高だなと思います。