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目標共有の壁
ベトナムで働く日本人マネージャーがよく直面する課題に、「任せる」と「放任」の違いがあります。現地スタッフにタスクやプロジェクトを任せたつもりが、思うように進んでいない。確認すると、「やっています」と言われるが、実際は期待と違う。日本人側から見ると「放任していたのでは」と感じられる場面が少なくありません。
「量」で進めるベトナム人スタッフ
田中信彦氏『スッキリ中国論』でも言及されているように、ベトナムでも「とにかく目の前の課題を処理する=量の思考」が重視される傾向があります。ベトナム人スタッフも、「早く片付ける」「次々にこなす」ことを良しとしがちです。しかし、そこに筋道や中長期的な整合性が欠けると、組織全体の目標とずれてしまいます。
「筋」を求める日本人マネージャー
一方、日本人マネージャーが期待するのは「筋の思考」、つまり組織全体のゴールと紐づいた合理的な進め方です。「なぜこの仕事をやるのか」「どの優先順位で取り組むのか」といった枠組みを考えることを重視します。この思考のギャップを放置すると、「やった/やっていない」の議論に終始し、本来の成果には結びつきません。
任せるとは、筋を共有すること
真の「任せる」とは、結果責任を委ねるだけでなく、そのための筋道=Goalの考え方を共有することです。例えば「今月の売上10%アップ」というゴールを、「代理店訪問の質を上げる」「主要顧客の再開拓」といった行動レベルに翻訳して伝える。ここまで落とし込んで初めて、現地スタッフは自律的に動けるようになります。
まとめ
駐在員の役割は、仕事を抱え込むことでも、丸投げすることでもありません。現地スタッフに「筋」を示しながら任せていくこと。これが、現地化と人材育成を両立させるカギとなります。