ベトナム現地化経営コラム:「人材育成の出発点は“目標設定”」

09-29-2025

ベトナム人材育成で見落とされがちなGoal


多くの日本人マネージャーがベトナムで苦労するのは、「スタッフが自分で目標を書けない」という場面です。日々のタスクはこなせても、組織全体の方向性に沿ったゴールを描くことができない。このギャップが現地化経営の大きな壁となります。教育の第一歩は、目標を言語化させることにあります。

研修で学ぶ“視座・視野・視点”の違い


目標設定がうまくいかない原因は、単なるスキル不足ではなく「視座・視野・視点」のズレにあります。ベトナム人スタッフは目の前の業務(視点)や短期的な成果(視野)に集中する傾向が強い一方、日本人マネージャーは組織全体の長期的視点(視座)を求めます。研修の場でこの違いを整理し、どのレベルでゴールを描くべきかを明確にすることが重要です。

教育で日常に“目標を持つ習慣”を根付かせる


一度の研修だけでは目標設定力は身につきません。日常の教育の中で「今週のゴールは?」「このタスクの意味は?」と問いかけ続けることが、習慣化につながります。日本人マネージャーが時間を割いて目標を一緒に確認するプロセスこそが、ベトナム人材を自律的に育てる最短ルートです。

ベトナム現地化経営まとめ


人材育成の出発点は“目標設定”にあります。ベトナム人スタッフにとって、日々の仕事は「与えられた課題をこなす」ことに偏りがちです。そこに教育と研修を通じて“未来志向のゴールを描く力”を加えることが、現地化経営を前進させる鍵となるのです。