東証プライム上場企業である荒川化学工業(株)は2020年より弊社(GOEN)と共に、日本語人材に対するビジネススキル研修に取り組まれています。その背景にあった組織・人材育成関する課題感とはどのようなものだったのでしょうか。
代表取締役社長である高橋様にお話を伺いました。
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当社の親会社である荒川化学工業株式会社は1876年に日本の大阪で創業し、今年で146年になる化学メーカーです。
松脂製品を柱に成長し、色々な素材に機能を付与した製品を提供することで発展して来ました。
当社はその親会社が100%出資し設立され、2022年3月よりベトナムでの工場の稼働を開始し、製紙用薬品の製造・販売を行っております。
当社のような化学業界に属する日系企業のベトナム進出はまだ多くはありませんが、ASEANの高い経済成長を背景に顧客の需要が拡大し続けていることから、ベトナムでの新拠点設立を決意いたしました。
今後は顧客への品質向上だけではなく、リサイクル、省電力化、排水負荷の低減など、顧客の環境面にも配慮した製品をご提供することで、広く社会貢献にも努めて参りたいと考えています。
当時はベトナム工場を建設する初期段階で、工場の立ち上げ担当であるベトナム人幹部人財への教育指導が急務でした。
特に当社のような化学品製造工場は、担当者同士の思い込みやコミュニケーション不足が原因で、一歩間違えれば重大事故に繋がってしまう可能性があります。
そうならないためにも、ベトナム人側に日本本社工場の指導者ときちんと日本語で意思疎通できる日本語でのコミュニケーション力の向上が必要でした。

最初に日本本社への研修を予定しました。
また、日本本社へ行く前にも日本語でのコミュニケーション力を向上させる研修をベトナム人幹部メンバーに受けてもらうのはどうかと考えていました。
最初は当社工場がある地元の日本語学校に依頼をしようかと考えていました。そこで日常会話を教えてくれる先生がいらっしゃったためです。
しかし、当社が求めていたことは、当社幹部スタッフが、仕事の現場で日本人と、日本語で正確なコミュニケーションができるようになることです。
そのためには、単なる日常会話ではなく、ビジネスコミュニケーションのポイントといったビジネススキルも学べる要素も入れたいと考えました。
最後は、やはり当社の置かれている状況や環境を理解してくれた上で研修をして頂けるようなパートナーがいいとは思っていました。

GOENから当社へのプレゼンテーションがとても良かったです。
日本語の表現などだけではなく、ビジネススキルの要素も入れたい、事前に当社のことを理解した上で、研修を進めてほしい、といった当社が考えていたことを実現してくれそうだと感じました。
実際に、研修実施が決まった後、一番最初に幹部メンバー一人ひとりに面接をしてもらってスタートしていただきました。そういう点にも惹かれました。
後は、GOENから研修中に当社日本人メンバーからのメッセージや感想も依頼されました。そうなると、日本人側も研修に対してきちんと緊張を持って臨まないといけません。
だからこそ、研修中はベトナム人も日本人も適度な緊張感を持って研修に取り組むことができたと思います。
当社では定期的に仕事の結果を報告してもらっています。研修後には、その報告書の内容ががらりと変わりました。
例えば、ポイントを絞った書き方をしてくれるようになり、報告内容がとてもわかりやすくなりました。
実際に、報告書だけではなくメールなども含め、研修を受けた幹部メンバー全員の書き方は変わったと思います。
もちろん、研修しても辞めてしまうということは起こりえます。しかし、時間は待ってくれません。
当社の工場の立ち上げのために、幹部メンバーの能力向上は必要不可欠でした。
更に、当社の社風の一つに「人は宝=人財」があります。
当社で働く人財である限り、常に成長してもらいたいですし、成長するための機会は作るべきだと考えます。そのため、研修に踏み切りました。
GOENの特徴は単なる日本語研修ではなく、相手に合わせて内容を深堀りされているところですので、それを継続していただきたいと思います。
今回のこうしたインタビューのご依頼も、もし当社がGOENの研修に満足していなかったら、断っていたと思います。
しかし、このご依頼にも応えようと思ったのも、実施していただいた研修に満足しているからだと感じます。
今後、当社にまた幹部メンバーが入社した際にもまたGOENに相談をしたいと思っています。期待していますので、頑張ってください。
この度はお忙しいところ、インタビューにお答え頂き誠にありがとうございました。荒川ケミカルベトナム社の代表高橋様には、ベトナム工場の立ち上げの幹部スタッフへの日本語でのビジネススキル研修を任せていただきました。その後、工場は無事に立ち上がり、幹部スタッフの皆様もご活躍中だと伺い、嬉しく思います。引き続き、ご支援させていただければ誠に幸いです。今後もどうぞよろしくお願いいたします!(担当:川村)